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2005年 09月 29日
今日、部屋で、10cm四方の型紙を拾った。
しかも端っこに穴が開いている。 コレなんだろかなあ?うーん。うん。 あっ、そうだ! 確かこれは・・・ itokingdomが小学生のとき、つまり13年位前か。 超能力番組が流行っていた。 そう、少年の超能力者が出てきてスプーンを曲げたり、 中国から来た少女が透視をしたり、 ミスターマリックが、ハンカチを世界一周させたり。 こいつは違うか。 とにかく、全身が磁石の人とかが出てくるやつ。 そんな、MMRでも超能力特集が組まれているような時代。 実は小学生の僕は、超能力に興味津々。 そんなおり、雑誌の超能力特集を僕は発見する。 人間の脳はじつは1割も使われていない、人は誰でも潜在的に」超能力者になれる 素質を持っている、では、なぜ君は、モノを手を使わないと動かせないし トランプはひっくり返さないと絵柄がわからないのか。 それは、君がつちかってきた常識が原因だ。 ホントは動けって思えば、モノは動くし、見えろって思えば、見えるんだ。 君はまず常識をとっぱわらなければならない。 そして、次のステップとして、超能力を開花させるトレーニングを紹介しよう。 1.トランプを裏返しにして、1枚1枚次のカードは何色かを当てていく。 コンスタントに40枚以上当てれたら、マーク、数字って移っていく。 2.10cm四方の紙を電気の紐につるして、夜、寝る前に、右に回れー、右に回れー って念じる、右ができたら次は左だ、この繰り返しで、念動力は強くなっていく。 超能力の訓練は大変なので、このどちらかから一つを選んで実行して欲しい。 当時、いたいけな少年だった僕は、 「これは、すごい、これで俺も超能力者だ!」 当時は小学生なので、当然念動力を選択。馬鹿だオレ、今なら透視を選ぶのに。 そして毎日、回れー、回れーって おっ今ちょっと、回ったんじゃねー? そろそろ目覚めたんじゃねー? なんてやっていたわけです。 おかんに早く寝ろって言われても、日課の、紙回しはやめられない。 が、当然いつまでたっても、念動力は身に付かない。 でも僕は続けた、常識のとっぱらい具合がまだ足りない。 オレはまだまだだ、うんうんってね。 そして1ヶ月くらいたって、僕は・・・ 衝動的に 「こんなんいつまでたっても出来ねえよ。」 「クソッだまされた!」 そう言って紙を電気の紐からちぎり 投げ捨てた! それから13年後、僕は部屋の大掃除中に、この紙を発見した。 そんないたいけな少年の記憶。 って言う話を お菓子の底の型紙を見ながら思った。
by itokingdom
| 2005-09-29 23:45
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